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四神 (しじん)

四神について

四神の成り立ちは、天文学がきっかけとされています。

自然界を象徴する「八卦(はっけ)」という図象から、「四象(ししょう)」と呼ばれる考え方があり、この四象を具体的にイメージしやすくしたもので、それが「四神」と言われています。

日本では、「続日本紀」に「朝賀の儀式に烏形の幢(どう)、左に日像(にっしょう)・青竜・朱雀の幡(ばん)、右に月像(げっしょう)・玄武・白虎の幡が立てられた」ということが記されています。

四神  青龍・朱雀・白虎・玄武

四神の成り立ちは、東「少陽(しょうよう)」、南「太陽(たいよう)」、西方を「少陰(しょういん)」、北方を「太陰(たいいん)」とする「四象」に「四神」を当てはめたと言われています。

東は青龍、南は朱雀、西は白虎、北は玄武という四神獣がそれぞれ天の四方の方角を守っているといわれ、四神獣を配した土地は風水では最良の地とされ、邪気を遮断し福禄・無病・長寿などの幸せを呼び込むと言われています。

大地の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいと伝統的に信じられてきた地勢や地相を意味する言葉が「四神相応」です。

この様な場所はどこにあるかと言うと…

平城京の遷都にあってはこの考え方が取り入れられたとされています。

賀茂川(蒼龍)、巨掠池(朱雀)、山陽道(白虎)、舟岡山(玄武)に鎮護されています。

同様に、江戸の町の造成にも、風水四神獣の考え方に沿って、建都されたと言われています。

また、四神は方位のほか、四季では「春・夏・秋・冬」、一日では「朝・昼・暮・夜」、色としては「青・赤・白・黒」があてられています。

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